さよならA-300

自分のためだけの日記

あの日のこと

あの日のことを残しておきたいと思ったので、文章書きました。

よそのSNSに投稿したやつ、こっちにも載せておきます。

 

私がうつ病になって自殺未遂をするまでに至った原因の会社について、書かせて頂きます。
腹が立って仕方ないのです。
言葉が荒くなりますがご了承ください。
 
入社1年目でうつ状態になり会社を無断欠勤してしまい、その処罰として、基本給20万→16万に減給されました。
「勤怠状況がよくなったら、元の給与に戻す。」と言われていましたが、戻ることはありませんでした。
 
会社の人間は精神病に疎く、「病気にしたほうが病院も都合がいいもんね(笑)」とか言って談笑してたやつらもいます。
 
社長もこれまた馬鹿なやつで、私が「毎日死にたいと思ってしまって、会社を辞めたいです。」と言ったところ、「自分は死にたいと思ったことがないから分からない。命は重たいのに…。」とか言いやがりました。
 
まるで私が命を軽んじているかのような言い方。
軽んじてたらとっくに死んでるわ!!!!!!!
私が会社帰りに夜の海へ行って死のうとしたこと、お前はこれっぽっちも想像できないだろうな!!!!!!!
 
もう本当に辛くて、死にたくて、入社5年目にして初めて会社を早退し、病院で『1ヵ月の休養加療が必要』という診断書をもらいました。
 
そして上司に「実は先月から心療内科に通っており、今日診断書が出たので、明日からもしばらく休ませてほしい。」と電話しました。
 
するとなんということでしょう。
「大丈夫?」の一言もなく、ただ淡々と、「電話だけじゃ分からないから、会社に来て。」と言われました。
 
言葉を失いました。
 
診断書をもらって、やっと生きられると思った矢先でした。
 
腸が煮えくり返りました。
 
「診断書が出てるんですよ?」と言っても、「電話じゃ分からないから。」の一点張りでした。
私を気遣う様子は1ミリたりともありませんでした。
 
そして私は、電話を切り、携帯を壁に投げつけ、財布を持って家を出ました。
ドラッグストアを2件はしごして、睡眠導入剤と、混ぜるな危険の洗剤を買いました。
「早く死にたい。早く死にたい。早く死にたい。」
そう思うあまり、早歩きになっていました。
 
帰宅し、買ってきた睡眠導入剤と、家にあったありったけの頭痛薬を飲みました。
そしてお風呂場に行き、泣きわめきました。
 
でもどうしても、家族が思い出されました。
死にたいと同時に、助けてほしかったんだと思います。
また、私が死んだら家族が悲しむと思うと、まだ躊躇する気持ちがほんの少しだけありました。
 
父に電話を掛けました。仕事中で出ませんでした。
洗面器に、洗剤を入れました。
息をほんの少し吸うだけで咳きこんでしまうほどの異臭がしました。
 
兄に電話を掛けました。なかなか出なくて、しばらく鳴らしっぱなしにしていると、
「どうした?」
と優しい声がしました。
 
その声を聴いた瞬間、嗚咽がおさえられませんでした。
「仕事中にごめんね。」
こんな時まで私は、相手を気遣うのか、と自分でも驚きながら、泣きながら言いました。
そして、絞り出すように言いました。
 
「たすけて」
 
「すぐ行くから、待ってろ。な?実家に帰ろう。行くからな。待ってろよ?」
兄が優しくそう言ってくれました。
 
しばらくして兄が来て、玄関で抱きしめられました。
ひどい吐き気に襲われ、流しに吐きました。兄が背中をさすってくれました。
それから必要最低限の物だけ持って、寝間着のまま、兄の車に乗りました。
 
実家に着いてからの記憶はありません。
目が覚めると、横に兄がいてくれました。
それを見て、安心しました。
助けてくれた兄には感謝感謝です。